- ルビ振りサービスとは何ですか
ウェブページに自動的にルビ(読み)をつけるサービスです。ユーザー登録をするだけでルビを振ることができます。自分のパソコンにプログラムをインストールする必要はありません。
ルビ振りサービスの利用形態は次の2種類があります。
(1) 任意のウェブページを閲覧するときにルビを振る(閲覧タイプ)
(2) 読者のために自分のホームページにルビを振る(組み込みタイプ)
(1)は、自分が読みたいときに読みたいページに自動的にルビを振ることができます。
(2)は、自分のためではなく、自分のページを読んでくれる読者のためにルビを振るものです。
いずれの場合も、ルビ(読み)の種類は、ひらがな・カタカナ・ローマ字を選択できます。
- 自分が読みたいウェブページにルビを振りたいのですが、どうすればいいですか
まず、閲覧タイプのユーザー登録をしてください。登録後、ユーザー名とパスワードをメールでお送りします。
そのユーザー名とパスワードと、読みたいウェブページのアドレス(URL)をウェブページの閲覧のページに入力することにより、読みたいページにルビを振ることができます。
一度ルビを振れば、そのページからリンクされているページはすべてルビが振られて表示されます。
検索サイトなど、最初にルビを振りたい特定のページを登録しておくこともできます(デフォルトページ登録)。また、ルビを振ったページをブラウザーのブックマーク(お気に入り)に登録しておくこともできます。
- 自分のホームページに(読者のために)ルビを振りたいのですが、どうすればいいですか
自分が提供しているホームページにルビを振れるようにするサービスを「組み込みタイプ」と呼んでいます。
組み込みタイプを利用するには、
1. ユーザー登録(組み込みタイプ)
2. ルビ振りアンカー(これをクリックするとルビが振られる)の作成
3. ルビ振りアンカーのトップページへの組み込み
の作業が必要になります。
ユーザー登録
はじめに、ユーザー登録(組み込みタイプ)をお願いします。組み込みタイプを利用する場合は、ユーザー登録ページの「ウェブページの組み込みタイプ」の項目で「利用する」を選択します。実際に組み込むあなたのホームページのアドレス(URL)を入力し、利用するサービス(機能)をコースにより選択します。登録後、ルビ振りアンカーを組み込むための「ウェブページID」をメールでお知らせします。
ルビ振りアンカーの作成
次に、自動作成のページでアンカーを作成します。ウェブページIDなどの必要項目を入力後、「送信」すると作成されたアンカー(数行のテキスト)が表示されます。
自動作成のページで作成されたルビ振りアンカーは、どのページに組み込んでも、それをクリックしてルビが振られるのは登録ページ(通常はトップページ)です。任意のページにルビを振る場合は、任意のページにルビを振る方法をご覧ください。
ルビ振りアンカーの組み込み
その作成されたアンカーを、自分のトップページ(表示されるページ)にソースとして組み込みます。読者がそのアンカーをクリックすればルビが振られます。クリックしなければ、ルビのない元のページのままです。
固有名詞などで読みが正しく表示されない場合は、ユーザー辞書を利用して正しいルビが振られるようにできます。アンカーを組み込むと、アクセス・カウンターも利用できます
- メールにルビを振ることはできますか
メールにルビを振ることはできません。(メールにルビを振るサービスは、2014年7月31日をもって、停止いたしました。)
- アンカーとは何ですか
アンカーとは、「組み込みタイプ」を利用するときにウェブページに記述(挿入)するリンクの一種で、数行のテキストです。
通常のリンクはクリックすると次のページが表示されますが、アンカーはクリックするとルビが振られるようになっています。クリックしなければ、ルビなしの元のページのままです。利用方法は自分のホームページにルビを振るを参照してください。
- 固有名詞など特殊な読みに正しくルビを振りたいのですが、どうすればいいですか
固有名詞などの特殊な読みに正しくルビを振るには、
(1) ユーザー辞書を利用する
(2) あらかじめルビを振る
の2つの方法があります。
(1)については、ユーザー辞書を参照してください。(2)についてはあらかじめ読みをつける場合を参照してください。
- ユーザー辞書とは何ですか
漢字にルビを振るために、その漢字の読みの情報を持っています。それを「辞書」と呼びます。もともとシステムが持っている辞書を「システム辞書」、利用者が作成する辞書を「ユーザー辞書」と呼んでいます。
ユーザー辞書は組み込みタイプ利用者のウェブページで、特有の読みを持つ漢字がある場合などに利用されます。また、ページ単位、ディレクトリー単位で読みを変えることもできます。
なお、ユーザー辞書の機能は有料サービスとなっています。利用方法は、ユーザー辞書 使用方法をご覧ください。
- 振られたルビに誤りがありますが、どうすればいいですか
ルビが正しくない場合は、次の3つの対処方法があります。
(1) 誤変換報告書により誤りを報告する
(2) ユーザー辞書を利用する
(3) あらかじめルビを振っておく
詳細はそれぞれの項目を参照してください。
誤変換報告書は、ルビが振られたページの先頭または末尾に、誤変換報告書のリンクが表示されますので、それを利用することができます。
報告された情報は、一般性を鑑みてシステム辞書に取り込むかどうかを判断します。従いまして、報告されたものがすべて正しくなるとは限りません。
- 暗号化されたウェブページ(https)にルビを振ることはできますか
可能です。
ユーザー登録申込書で「暗号化されたウェブページ(https)のサービス適用」の「利用する」を選択してください。選択したときに表示される注意事項は必ずお読みください。
- ルビ精度チューニングとは何ですか
ルビを振るために、漢字に対する読みをあらかじめ持っています。しかし、固有名詞や専門用語、場合によって読み方が違う漢字などがあり、完璧なルビを振ることは困難です。アダプティブテクノロジーがユーザー辞書を作成し、できる限り完璧なルビを振るためのサービス、それが「ルビ精度チューニング」サービスです(組み込みタイプのみ)。
ルビ精度チューニングサービスは、対象サイトのウェブページを調査し、誤変換の語句を抽出し、それを正しくするためにそのサイト専用のユーザー辞書を作成します。なお、ルビ精度チューニングサービスは有料です(料金は別途相談)。
- ルビを振ることによるセキュリティー上の問題はありませんか
ルビを振るウェブページのアドレス(URL)は、暗号化してやり取りしています。従いまして、特に問題はないと考えています。なお、セキュリティーについてはIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)のお墨付きをいただいています。
- ルビ振りのしくみはどうなっているのですか (上級者向けの説明)
ウェブページを読む場合、通常は読者(ページ閲覧者)はウェブページの提供者に対して直接ページの要求をします(下記の通常の場合の(1a))。その要求に対し、提供者は要求されたページを読者に送信します(2a)。
ルビを振る場合は、読者は読みたいページを「ルビ振りサービス」に要求します(下記のルビ振りの場合の(1b))。「ルビ振りサービス」は、提供者にそのページを要求します(2b)。要求したページが提供者から送信されてきますので(3b)、「ルビ振りサービス」はそのページにルビを振り、読者に送信します(4b)。
読者はこのしくみを意識することなく、通常の場合と同様にリンクをクリックするだけでルビを振ることができます。
通常の場合
ウェブページ読者 |
(1a)ページを要求 --->
<--- (2a)ページを送信 |
ウェブページ提供者 |
ルビ振りの場合
ウェブページ
読者 |
(1b)ページを要求 --->
<--- (4b)ルビ付きを送信 |
ルビ振り
サービス |
(2b)ページを要求 --->
<--- (3b)ページを送信 |
ウェブページ
提供者 |
「ルビ振りサービス」は、ルビを振るとき単にルビを振るだけではなく、ページ内のすべてのリンクを自分に向くように変更します。そのため、一度ルビを振ると、次からはリンクをクリックするだけで次のページにルビが振られます。
- ユーザー名・パスワードを忘れてしまいました
パスワードの問い合わせをご利用ください。ユーザー名とパスワードは、他のサービスと共通です。
- サービスの利用に費用はかかりますか
ルビ振りの閲覧タイプは無料です。組み込みタイプは有料です。詳細は有料サービスのページをご覧ください。
- 「誤変換報告書」リンクの文字の大きさをサーバー側から操作することはできますか
ルビ振りサービス等を利用したとき、ルビの誤変換を報告するために「誤変換報告書」へのリンクが表示されます。このリンクの文字列の大きさは、スタイルシート(CSS)を使ってサーバー側で操作することができます。
このリンクの文字列には、スタイルシートの id 属性が、<small id="atgohenkanhoukoku">
と設定してあります。リンクの文字列の大きさを変更する場合は、この id 属性を使用してください。
- 質問・要望などがあります
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