ルビ振りサービスの組み込みタイプの
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ユーザー辞書とは ファイル名と格納場所 辞書のフォーマット ページ単位・ディレクトリー単位の読み 記述例 |
ユーザー辞書とは |
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ルビを振るために、漢字とその読みの情報を持ったファイルを辞書といいます。ユーザー辞書とは、その漢字と読みの組み合わせをウェブページの提供者(ユーザー) が作成した辞書です。 ユーザー辞書を利用しますと、固有名詞や専門用語など、そのページ特有の読みを持つ漢字でも、正しくルビを振ることができます。また、ページ毎に異なる読みを振ることもできます。 なお、ユーザー辞書の機能は、有料サービスとなっています。 |
ユーザー辞書に対し、ルビ振りプログラムが持っている辞書をシステム辞書といいます。 |
ファイル名と格納場所 |
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ユーザー辞書は、漢字と読みの組み合わせを記述したテキスト・ファイルです。ウェブページの提供者がユーザー辞書を作成し、ウェブページのあるサーバーにアップロードします。 ファイル名と格納場所は次の通りです。 ファイル名 rubydict.txt 格納場所 ルビ振りサービスの組み込みタイプに登録したトップページのあるディレクトリー ※ユーザー辞書の変更を直ちに反映(リフレッシュ)する場合は、トップページのアンカーでルビを振ります。 |
ユーザー辞書を利用するには、ルビ振りサービスの組み込みタイプのご利用が前提となります。 |
辞書のフォーマット |
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辞書ファイルの最初の行には、そのファイルの文字コード(charset)を記述します。 charset=xxxxxx は、文字コード(charset) です。通常、HTML ファイルでは meta タグの content で charset=xxx のように記述しますが、その xxx の部分を設定します。 漢字とその読みの組み合わせは、次のように一行に一語ずつ記述します。複数ある場合は、複数行にわたって記述します。 漢字=よみここで、 漢字・よみの文字数の制限はありません。スペース(空白文字) は使用できません。また、先頭の文字が # (半角井桁) の行は、コメント行とみなされ無視されます。 ※同じ漢字に異なるよみが設定されている場合は、後ろの行が優先されます。 |
ユーザー辞書はテキスト・ファイルです。 |
ページ単位・ディレクトリー単位の読み |
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ユーザー辞書を利用すると、ページ単位やディレクトリー単位で、同じ漢字に別の読みを付けることができます。例えば「大木」を、a.html では「おおき」、b.html では「たいぼく」とすることができます。 ページの指定は、読みの後ろにその読みを付けるページ(パスとファイル名)を記述します。パスはルビ振りサービスに登録してあるトップページから下の部分を記述します。ファイル名が省略されている場合(末尾が / の場合)は、そのパス(ディレクトリー)にあるすべてのファイル (サブディレクトリーを含む) に適用されます。 例1: 登録ページが http://www.aa.com/bb/ で http://www.aa.com/bb/cc/dd.html に適用したい場合 漢字=よみ/cc/dd.html 例2: 登録ページが http://www.zz.com/ で http://www.zz.com/xx/yy/ 内のすべてのファイルに適用したい場合 漢字=よみ/xx/yy/ 例3: 領域が重複している場合 /aa/bb.html には「漢字=ひらがな」、/aa/内の他のファイルには「漢字=かたかな」が適用されます。 「文字=もじもじ」は、/aa/bb.html を含む/aa/内のファイルに適用されます。 漢字=ひらがな/aa/bb.html 漢字=かたかな/aa/ 文字=もじもじ/aa/ パス・ファイル名は半角文字です。スペース(空白文字)はサポートしていません。パス指定の末尾が、/ の場合はディレクトリー、/ ではない場合はファイル名、とみなされます。 ※同一条件で、同じ漢字に異なるよみが設定されている場合は、後ろの行が優先されます。 |
同一ページ(ファイル)内で別々の読みを付けることはできません。 フレーム(frame)を利用して、複数のページを1つのページのように表示している場合は、それぞれのページに別々の読みを付けることができます。 パス・ファイル名以外は、上記の辞書のフォーマットと同じです。 |
記述例 |
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charset=Shift_JIS # 固有名詞 蛇の崎橋=じゃのさきばし 大和市=やまとし 大和村=だいわむら 大和=やまと/yy.html 大和=だいわ/dd.html # 略語 HP=ほーむぺーじ |
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